つらい肩こり、なかなか治らない腰痛、そんな悩みを抱えていませんか?
ツボ押しは、体のあらゆる不調に対応していると言われています。
今日からツボ押しを行って、健やかな体を取り戻しましょう。
この記事では、肩こり・腰痛・小顔・生理痛・冷え性の改善方法などについてご紹介します。

【部位・症状別】全身のツボ一覧!

ツボは、東洋医学に基づく療法の一つです。
それぞれのツボは、特定の臓器や機能と関連していて、刺激を与えることで、さまざまな人体の不調を改善する効果があります。
今回は、部位や症状別に、効果的なツボとその位置、そして押す際の注意点などを詳しくご紹介します。

肩こりに効くツボ

肩こりは現代人にとっての身近な悩みの一つです。デスクワークやスマホの長時間使用の同じ姿勢を長時間続けると、肩の筋肉が緊張し、血行が悪くなり、肩が固まってしまいます。

肩井(けんせい)

肩井とは、肩甲骨の内上角と、首の付け根を結んだ線の真ん中あたりにあるツボです。
肩こりや首の痛み、四十肩・五十肩などの肩まわりの不調の時に効果が期待できます。
肩甲骨の内上角と、首の付け根を結んだ線の真ん中あたりに肩井があることを確認し、親指や人差し指で、肩井をやや強めに押します。
1箇所を30秒〜1分ほど押すのが一般的で、左右の肩井を交互に押すと効果的です。

天柱(てんちゅう)

天柱とは、後頭部の髪の生え際、首の骨の両側にある太い筋肉にあるくぼみにあります。

肩こり、頭痛、目の疲れなどの頭や首の不調に効果が高いです。

後頭部の髪の生え際、首の骨の両側にある太い筋肉の外側にあるくぼみを親指や人差し指で、やや強めに押し、1箇所を30秒〜1分ほど押します。

左右の天柱を交互に押すと効果的です。

耳鳴りに効くツボ

耳鳴りは、生活の質を大きく下げる可能性がある不快な症状です。
ツボ押しは耳鳴りの原因となる血行不良やストレスを改善し、症状を和らげます。

聴宮(ちょうきゅう)

聴宮とは、耳の周辺にあるツボで、特に耳鳴り・難聴・頭痛・肩こり・目の疲れの改善の効果が期待できます。
口を開けた時に、耳珠(耳たぶの上の部分)の前方にできるくぼみが聴宮の位置です。
親指や人差し指で、やや強めに押し、1箇所を30秒〜1分ほど押し、左右の聴宮を交互に押すと効果があります。

翳風(えいふう)

翳風は、耳の後ろにあるツボです。耳たぶの後ろ、顎の骨と耳の後ろの骨が接する部分のくぼみにあります。
耳鳴り・難聴・耳の痛み・頭痛・肩こり・顔面の神経痛・目の疲れ・鼻炎の症状を改善する効果が高いと言われています。
親指や人差し指で、やや強めに押し、1箇所を30秒〜1分ほど押し、左右に翳風を交互に押すのが効果的です。

腰痛に効くツボ

腰痛でお悩みのかたは、ツボを押すことで血行が促進され、筋肉の緊張がゆるみ、痛みやコリが改善されます。

命門(めいもん)

命門は、おへその真後ろ、背骨の上あたりに位置し、生命の門とも呼ばれます。疲労回復・冷え性・腰痛・生殖機能の改善・免疫力の向上の効果が高いとされています。

親指や中指で、やや強めに押し、1箇所を30秒〜1分ほど押しましょう。

腎喩(じんゆ)

腎喩は、腰のあたりにあり、腎臓の働きを司る経絡になります。
腎喩は、ウエストの一番細いラインの背骨から指2本分外側にあります。
腰痛・冷え性・疲労回復・免疫力の向上・生殖機能の改善する効果が期待できます。
親指や中指でやや強めに押し、1箇所を30秒〜1分ほど押します。左右の腎愈を交互に押すと効果的です。

小顔に効くツボ

小顔効果が期待できるツボを紹介します。
顔のむくみを解消したり、顔の筋肉を緩ませることで、すっきりとしたフェイスラインに導いてくれます。

頬車(きょうしゃ)

頬車は、顔の筋肉を緩めて、リフトアップ効果が期待できるツボです。
特に、エラを小さくすることや口角を上げる効果があります。
頬車は、耳の付け根とエラの中央あたりにあり、口を開けると凹み、歯を食いしばると筋肉が盛り上がる場所です。
人差し指のはらで、頬車に当て、少し上に向かって痛くない程度に押します。
左右各30秒を1セットとし、3セットほど行います。左右同時にくるくると円を描くように動かしても効果的です。

地倉(ちそう)

地倉は、東洋医学で顔のツボになります。
口角の外側の1㎝のところに位置し、人差し指の腹で、やや強めに押し円を描くようにマッサージしても効果的です。
口角を上げる効果・顔のむくみ解消・ほうれい線の改善・口周りのたるみの改善の効果があります。

生理痛に効くツボ

女性にとって、生理痛は体だけではなく、精神的にもつらいですよね。ツボ押しは、生理痛の緩和に役立つセルフケアの一つです。

気海(きかい)

気海は、東洋医学で重要なツボの一つです。
おへそから指2本下あたりに位置し、気があつまる海と言われています。子宮や卵巣の働きを活発させ生理痛や冷え性・不妊症などの改善に効果的です。また、消化不良や便秘や疲労回復や精神を安定させる効果があります。親指でゆっくりと円を描くように、もしくは上下に優しくマッサージします。

関元(かんげん)

関元は、東洋医学で非常に重要なツボの一つです。
おへそから指4本下あたりに位置し、気の通り道の中心であり、生命力の源になっています。
温め効果があり、冷え性や消化不良・下痢などを改善する効果が期待できます。
体の免疫力を高めて、風邪やインフルエンザなどの予防にもおすすめです。また、疲労回復や生理痛や不妊症の改善に効果が期待できます。精神を安定させたい方にもおすすめです。

冷え性に効くツボ

冷え性は、女性の多くの人が悩んでいる現代病の一つです。ツボで、血行を促進し、体を温める効果が高いため、冷え性の改善に役立ちます。

労宮(ろうきゅう)

労宮は、手のひらの中央にあるツボで、労は労苦、宮は宮殿という意味です。
心身が疲れた時に、労苦が溜まりやすい場所といわれてます。
親指の腹でゆっくりと円を描くように、もしくは上下に優しく刺激を与えます。
ストレス軽減・自律神経の調整・不眠解消・疲労回復・免疫力向上の予防におすすめです。

合谷(ごうこく)

合谷は、東洋医学で最も有名なツボの一つです。万能のツボと呼ばれてます。
手の甲側、親指と人差し指の骨が交わる部分です。
親指の腹で、やや強めに押し、痛みを感じない範囲で、ゆっくりと円を描くようにマッサージします。
頭痛・歯痛・肩こり・腰痛の痛み・腫れや熱感を鎮める効果や風邪の初期症状・熱・食欲不振・消化不良を改善する効果が期待できます。

元気が出るツボ

元気が出るツボは、東洋医学で古くから知られており、気の流れを良くし、体の機能を高めることで、やる気や活力をアップさせる効果が期待できます。

陰げき(いんげき)で心が穏やかに

陰げきは、手の少陰心経という経絡上に位置するツボになります。
この経路は心臓と深く関わっており、心の状態に影響を与えると言われています。
前腕の内側、手首のシワから指4本分上の、尺側手根屈筋腱の橈側縁にあります。
不安・イライラ・興奮などを鎮め、不眠改善し、動悸や息切れ、胸の痛みなどや発熱や炎症を抑える効果が期待できます。

陽渓(ようけい)で精神が安

陽渓は、主に熱を冷まし、気を巡らせる働きがあります。
炎症の鎮静・頭痛の緩和・目の疲れ・消化不良の改善ができるとされています。また、体の不調を改善することで間接的に精神を安定させます。
親指の腹で、ゆっくりと円を描くように、もしくは上下に優しく押し、1回の刺激時間は30秒〜1分程度で、毎日数回行うと効果的です。

お体の不調でお悩みの方はHALIITOKYOにご相談ください!

全身のツボ一覧で肩こり・腰痛・小顔・生理痛・冷え性に効くツボを紹介してきました。慢性的な肩こりや腰痛に悩んでいる方、顔のたるみを改善したい方、ひどい生理痛や冷え性にお悩みの方はぜひ一度、HALIITOKYOにご相談ください。