ふと膝の横を触ってみると骨が出ていた、なんてことはありませんか?そこから常に気になってしまったり、痛みを感じたりすることもあるでしょう。膝の横の骨が出てしまう原因はさまざまで、考えられる病気もいくつかあるとされています。そのため、症状が進行してしまう前に早めに原因を特定して対処することはおすすめです。今回の記事では、膝の横の骨が出る原因や対処法などを詳しくご紹介します。
目次
膝の横の骨が出ている理由は?
膝の横の骨が出ているとその部分ばかりが気になってしまうでしょう。出ている理由は運動不足やO脚による骨の変、筋肉の硬直などが挙げられます。ここではもう少し深掘りしてご紹介します。
運動不足による筋力低下
膝の横の骨が出てしまう原因の一つが、運動不足による筋力の低下です。太ももやふくらはぎの筋肉が弱くなってしまうと、膝を支える力が低下し、膝の関節に余計な負担がかかることに。膝まわりの骨が正しい位置で保たれないため、突出して見えてしまうことがあります。筋力が低下してしまうと、日常生活で当たり前に行う動作(歩く、膝立ちなど)でも膝に負担がかかり、関節の摩耗が進行する可能性があると言われています。運動不足にならない程度に体を動かし、筋力を維持することがおすすめです。
O脚による骨の変形
O脚は、膝が外側に向かって湾曲してしまう症状で、正面から見ると「O」の字に見える足の状態です。足のアライメント(骨や関節の流れ)が崩れることで膝関節に大きな負荷がかかります。膝の内側に過剰な圧力がかかることがあり、その影響で外側の骨が突き出て見えることがあります。立ち姿勢が悪かったり膝に負担をかけ続けたりすることで発症・進行する可能性が高いとされており、O脚になった場合は整体などの専門的な機関で矯正してもらうことがおすすめです。
筋肉が硬くなっている
骨の問題だけでなく、筋肉が硬くなっていることも原因の一つです。筋肉が硬直すると関節の可動域が制限されてしまいます。そのため、膝まわりの部分が引っ張られるような状態になり、徐々に外側に骨が出てきてしまうのです。大腿四頭筋などの太ももの筋肉が硬直すると、膝が通常のような動きができなくなり、さらには血行も悪くなります。血行が悪くなると酸素や栄養が筋肉に行き渡りにくくなるため、疲労が溜まりやすくなると言われています。筋肉が硬くなると悪循環になるため、筋肉を鍛えたりストレッチやマッサージでほぐすことが必要とされています。
膝の横の骨が出ている時に考えられる病気は?
膝の横の骨が出ていると、いくつかの病気が疑われることがあります。また、骨が出てくるのが膝の外側なのか内側なのかでも考えられる病気は違ってきます。ここでは、考えられる病気をご紹介します。
膝の外側に出てくる場合
膝の外側に骨が出てくる場合、鵞足炎(がそくえん)が疑われます。
鵞足炎とは、膝の内側にある腱が炎症を起こす病気で、運動が原因で発生することが多いとされています。
発症すると股関節の外側に痛みを感じ、腫れや骨の突出があらわれることがあります。痛みは膝を曲げた時や階段の昇降時に感じやすく、このまま過度な運動を続けてしまうと悪化する可能性も。鵞足炎が疑われる場合はすぐに専門家に相談するようにしましょう。
膝の内側に出てくる場合
膝の内側に骨が出てくる場合は、腸脛靭帯炎が疑われます。ランナー膝とも呼ばれる腸脛靭帯炎は、膝の外側の腸脛靭帯が炎症を起こすことで発症する病気です。
長距離走者や自転車に乗る機会が多い方によくみられ、膝の屈伸をした時に痛みを感じると言われています。
地面が硬い場所で運動をしたり、足に合ってない靴を履いたりすることが原因なので、考えられる原因を一つひとつつぶしていく必要があるでしょう。
膝の横の骨が出ている時の対処方法は?
実際に骨が出ていることに気付いた時にはどのような対処をすべきでしょうか。早い段階で専門家に相談するのが良いですが、痛みや炎症が軽い場合は自らで対処する方も多いでしょう。
ここでは、自分でできる簡単な対処法を3つご紹介します。
患部を冷やす
膝の横の骨が出ている場合、痛みや炎症をともなうことがあります。もし痛みや炎症を感じたら、患部を冷やすようにしましょう。患部を冷やすことは炎症や腫れを抑える方法として有名で、痛みの軽減の効果も期待できます。冷やす時は氷嚢や冷却パックをタオルに包んで、直接肌に触れないように気をつけてくださいね。冷やす時間は20分程度で、これ以上冷やし過ぎてしまうと血行不良になる可能性があるため、適度に冷やすことを意識しましょう。
テーピングをする
テーピングをすることも、対処法としておすすめです。テーピングには関節や筋肉を正しい位置に保つ効果が期待できます。そのため、膝関節にかかる負担を軽減して痛みの進行を防ぐと言われています。膝は日常生活を送るために重要な部位なので、テーピングによって安定感があるだけで、生活での安心感が増すでしょう。ただし、テーピングの方法にはさまざまな種類があり、自己流で間違った巻き方をしてしまうとかえって膝に負担がかかってしまう可能性があります。テーピングの方法をご存知でない方は、病院や整体などに相談することがおすすめです。
ストレッチを行う
膝の横の骨が出ているのは、筋肉の硬直や筋力低下が考えられることをご紹介しました。そのため、ストレッチを行ってほぐすようにしましょう。ストレッチをすることで筋肉がほぐれるだけでなく、血行の促進も期待できます。太ももやふくらはぎの筋肉を伸ばすストレッチを行い、膝関節の可動域を広げて症状の改善を目指しましょう。
ただし、ストレッチは強く行ったり長時間行ったりすると逆に症状が悪化してしまうリスクもあります。適度に行うことがおすすめで、早く改善させたい気持ちからやり過ぎてしまわないように注意しましょう。
ストレッチの方法は、さまざまなやり方があるため、気になる方はお気軽にHALIITOKYOにご相談くださいね。
子どもも膝の横の骨が出てしまうことはある?
膝の骨が出てしまうことは、子どもでもあり得ます。成長期の子どもの骨や筋肉は急速に発達するため、膝に負担がかかりやすいことがあります。また、子どもの場合は脛骨粗面骨端症とという症状を発症することがあり、スポーツをしている子どもに多くみられる症状です。脛骨粗面骨端症とは、大腿四頭筋が働くことで付着部に負担がかかり、付着部分が隆起する状態が続くと徐々に隆起が大きくなって炎症が起こるものです。過去には男の子が発症しやすいと言われていましたが、現代では女の子でも発症する可能性のある症状です。動いたり触ったりするだけで痛みを感じることがあるため、子どもが膝あたりを気にするようになったら早めに専門家に相談するようにしましょう。
膝の横の骨が出ていてお悩みの方はHALIITOKYOにご相談ください!
この記事では、膝の横の骨が出ている理由や考えられる病気、対処方法などを詳しくご紹介しました。原因はいくつかある上に、骨が膝のどこから出ているのかによって考えられる病気が違ってくるため、非常に複雑です。簡単にできる対処方法をご紹介しましたが、対処をした後はすぐに専門家に相談することが改善への近道です。もし現在、膝に関してお困りごとがある場合は、ぜひHALIITOKYOにご相談ください。