40〜50代が発症すると言われている「四十肩」。肩まわりに痛みを感じ、腕が上がらなくなるため日常生活に影響を与える厄介な症状です。四十肩になる原因はいくつかあり、日頃の生活習慣が影響を及ぼしている場合もあります。この記事では、四十肩になる原因やなりやすい人、四十肩に似ている疾患について詳しく解説します。

四十肩になる原因は?

四十肩は、加齢にともなって肩の関節や筋肉がこわばり、肩を動かしにくくなることで起こりますが、いくつかの原因が絡み合っているとされています。普段の生活や姿勢、運動不足など、生活習慣が影響することがほとんどです。ここでは、四十肩になる原因について詳しくご紹介します。

加齢に伴う関節や筋肉のこわばり

年齢を重ねると、どうしても関節や筋肉が少しずつ硬くなってしまうことがありますよね。四十肩もその一つで、肩の関節やそのまわりの筋肉がこわばって、動かしにくくなってしまうことがあります。この硬さが原因で、肩を動かすと痛みや違和感を覚え、ちょっとした動作に苦労することも。肩のまわりを動かしたりストレッチをしたりすることで、柔軟性を保つことで予防につながります。

腱板の炎症

肩には「腱板」という筋肉の束があり、肩を安定させるためにとても大切です。しかし、この腱板が炎症を起こしてしまうことがあり、それが四十肩の原因になることも。炎症があると、肩を動かすたびに痛みが走り、腕を動かすのがつらくなることがあります。少しでも違和感を感じたら、無理をせず肩を休ませることが大切です。

ホルモンバランスの変化

年齢とともに、体の中ではいろいろな変化が起こりますが、その一つがホルモンバランスの変化です。特に女性の場合、更年期に近づくとホルモンの働きが変わりやすく、それが筋肉や関節にも影響を及ぼすことがあります。肩が動きにくくなったり、痛みが出やすくなったりするのもその影響の一つかもしれません。毎日の生活で、体をいたわりながらリラックスした時間を持つようにしましょう。

姿勢の悪さ

普段の姿勢も、四十肩のきっかけになることがあります。デスクワークやスマホを見ている時間が長いと、どうしても前かがみになりがちですよね。この姿勢が続くと、肩や首の筋肉に負担がかかり、だんだんと硬くなってしまいます。ちょっと肩を回してみたり、背筋を伸ばしたりするだけでも、肩まわりがスッキリしますよ。毎日の小さな心がけで、肩の負担を和らげていくことができます。

四十肩になりやすい人は?

四十肩は特に40代から50代にかけて多く見られますが、生活習慣や肩の使い方も影響しています。運動をする機会が少なかったり、肩に負担のかかる動作をしたりすると、四十肩のリスクが高まることも。ここからは、四十肩になりやすい人の特徴についてご紹介します。

40〜50代の人

四十肩は、その名の通り40代から50代にかけて起こりやすい症状です。年齢を重ねることで、どうしても肩の関節や筋肉の柔軟性が落ちていき、動きが制限されてしまうことがあります。この年代になると、毎日の疲れが肩や首に蓄積されやすくなるため、肩が重く感じたり痛みが出たりすることも。普段から肩まわりを動かしたり、無理な動きが続かないよう気をつけることが、四十肩を予防する方法です。

運動する習慣がない人

運動があまり得意でない人や、体を動かす機会が少ない方は、肩や腕を使う筋肉が硬くなりやすい傾向があります。日常生活だけではどうしても筋肉が使われる範囲が限られてしまい、動かさない部分が硬くなりやすくなるからです。デスクワークが続く方は特に、肩や首がこわばりやすいものです。無理のない範囲で肩まわりのストレッチや運動を取り入れて、肩の柔軟性を保つことが四十肩の予防につながるとされています。

ストレスが溜まっている人

実は、ストレスも四十肩に影響を与えることがあります。ストレスが溜まると、自然と体が緊張し、肩や首の筋肉が硬くなってしまうことがあるのです。また、ストレスは睡眠にも影響し、肩まわりの回復力が弱まる原因にもなることがあります。体をいたわるように心がけることで、心と体の両方をケアすることができます。少し肩の力を抜く時間を意識的に作るようにしましょう。

肩を酷使したことがある人

以前にスポーツや仕事で肩をよく使っていた人や、重いものを運んで肩に負担がかかっていた方は、四十肩になりやすい傾向があります。肩はたくさんの筋肉や腱が集まっている部位のため、長年の使い過ぎが原因で負担が積もり、痛みやこわばりが出やすくなるのです。無理をせず、肩を休めたり軽くストレッチをするなど、日頃から肩のケアを大切にすることで、これからの負担を少しでも軽減できるかもしれません。

四十肩と五十肩の違いは?

「四十肩」と「五十肩」という言葉を聞くと、年齢によって違いがあるのかなと思いがちですが、実は症状としてはほとんど同じです。どちらも肩の痛みや動かしにくさが特徴で、正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれる症状に含まれます。年齢に関係なく発症することもありますが、40代や50代に起こりやすいため、このように呼ばれるようになりました。肩が硬くなりやすい時期に合わせた名前なので、年齢だけでなく生活習慣や肩の使い方にも気をつけて、肩のケアを心がけることが大切ですね。

四十肩に似ている他の疾患

肩の痛みやこわばりは四十肩以外にもさまざまな原因で起こることがあり、症状が似ているため見分けるのが難しい場合もあります。腱板の損傷や石灰が溜まる疾患など、四十肩と勘違いしやすい疾患もいくつか存在します。ここでは、四十肩に似ている他の疾患についてご紹介します。

腱板断裂

腱板断裂は、肩の中にある「腱板」と呼ばれる筋肉と腱が傷ついて切れてしまうことが原因で起こります。四十肩と同じく肩に痛みが出るため、見分けがつきにくいことがありますが、腱板断裂の場合は腕を上げたり、物を持ち上げたりする動作が特に困難になります。
転倒やスポーツによる負担が引き金となることも多く、年齢を重ねると腱が弱くなりやすいため発症リスクが高まる傾向があります。

石灰化腱炎

石灰化腱炎は、肩の腱にカルシウムが溜まり、石のように硬くなってしまうことで強い痛みが生じる病気です。四十肩とよく似た痛みが肩に現れるため、区別が難しいこともありますが、石灰化腱炎の場合、急に激しい痛みが走ることが特徴です。
夜間に痛みが増すことが多く、眠れないほどの不快感が続くことも。早めに施術を受けることで痛みの軽減が期待できるため、症状に気付いたらすぐに専門家に相談するようにしましょう。

変形性肩関節症

変形性肩関節症は、肩の関節が長年の摩耗や加齢によってすり減り、変形してしまうことで痛みが起こる病気です。四十肩と似ているところも多いですが、変形性肩関節症では肩関節の変形によって、肩がこわばり、動かす時に「ギシギシ」と音が鳴るような感覚があることも特徴です。肩を酷使したり、姿勢の悪さが続いたりすると発症しやすいため、関節を保護する意識が大切です。

四十肩でお悩みの方はHALIITOKYOにご相談ください!

この記事では、四十肩の原因やなりやすい人の特徴、四十肩に似ている他の疾患についてご紹介しました。原因は日常生活に潜んでいることが多いですが、逆に言えば日常生活で気を付けることで予防することが可能です。肩にこわばりを感じている方は、肩まわりをよく動かすように意識してみてくださいね。もし現在、四十肩にお悩みの方は、ぜひHALIITOKYOにご相談ください。原因を追求して、根本からの改善を目指しましょう。